2016年12月19日 (月)

『ローグ・ワン』みてきた

……劇場版公開にイベント重ねる『艦これ』っていったい……。
あ、ちなみに丙クリアだよ。

ローグ・ワン/A STAR WARS STORY』みてきた。
『STAR WARS/EPISODE IV A NEW HOPE』へと繋がる前日譚、レイア妃の言う「多大な犠牲」と、一言では済ませてはならない戦いの物語である。

毎度おなじみミリオタ的ツッコミは、例によって「Captain」を「大尉」としてしまった邦訳ミス。この場合、「艦長」が正しいのです。……なんのために「Admiral」=「提督」が「General」=「将軍」とは別に出てるんですか? と小一時間ほど問い詰め……(苦笑)。

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

何度も繰り返されるフラッシュ・バックに、実はクレニックは友人であるアーソ一家を守りたかった一面も織り込まれている。そんな「良心」をベイダー卿に見抜かれてしまっているトコまで描けなかったのは、少し残念。
一方で、反乱軍も組織が一枚岩というわけではなく、穏健派も過激派もいれば目的のためには手段を択ばない。まさに「味方を犠牲にしても帰還せよ」((c)戦闘妖精雪風)なキャシアン・アンドーみたいな人物もいる。そんな彼の下に集う、「反乱軍の汚れ仕事」を担った漢(おとこ)たちの、壮絶な戦いぶりにも光をあてて欲しかったな。


ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

最新CG技術で、ターキン総督もレイア姫も出してくるのだからすごいけど、このような外伝作品マーケティングはずぅ~っと先に日本は『ガンダム』がやっているからだけに、これはアメリカ映画界からの逆襲の予告と受け止めなくっちゃね。

・作品性
 ☆☆
・ストーリー性
 ☆
・メッセージ性
 ☆☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆☆

10点満点で、9点。

後に「主要キャラ以外でエピソードⅣ~Ⅵまで出た唯一の男」アンティリーズ中佐率いる「ローグ(=悪漢)中隊」のコール・サインはなぜ生まれたのか?
それは彼らを永遠の存在にするためにあったと思うと、泣けてくる。

フォースと共にあらんことを。

それでは~。

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2016年11月 5日 (土)

『インフェルノ』みてきた

公開初日に見に行こうと思って大分に走っていたら、急遽HDD抱えて延岡に帰ってた^^;;。

インフェルノ』みてきた。
詩聖・ダンテの残した戯曲、インフェルノ=地獄篇をモチーフにした、謎解き冒険バラエティー・世界ふしぎ発け……である。
ペスト&魔女裁判の暗黒時代を脱し、ルネサンスへと移る勃興期のダンテが、現代に残したメッセージとは……!?

毎度おなじみミリオタ的ツッコミだけど、バイクのカラビニエリ(国家憲兵隊)は普通、単独行動はしないハズなのですが、それはそんな事情で^^;。それと自爆シーンで爆弾1つ爆破したらもう1つも連鎖で爆発してんだけど……リード線もついていないのに、どう連動したんだ?(苦笑)。

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

ニナ・パープルトンかよ!

以上
……いや、ついでだ。

シーマ様もいるよ!

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

・作品性
 ☆
・ストーリー性
 _
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆
・俳優陣
 ☆

以上10点満点で4点。
前作×2のように、観光名所を駆け足観光しながら、隠された意味を読み解く楽しさが、実は……なのなら、本来それは犯罪を「止めてもらいたい」がための「停止コード」として機能していないのは問題。
どうせ中盤でどんでん返しするなら、ポールシフト起動のエネルギーに復讐戦で叩き込まれる核兵器を利用しようとした、ゾーンダイク@青の6号ぐらいに壊れてくれないと、結局「何をしたかったのか」が残らないのが残念。

それでは~。

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2016年9月14日 (水)

『君の名は。』みてきた

夏季遠征から帰った(ばたん)。

……あ、『シン・ゴジラ』みたんだ……。

……『艦これ』夏イベは、時間不足で丙クリア……。まあ、アイオワ入手に失敗した春よりはマシ。アクィラちゃんも沖波ちゃんも来たし……。

で、だ。


……『君の名は。』である。
結論から言うと、すんごく面白い。やっぱしこのエンディングは正解だわ。
評価点も

・作品性
 ☆☆+
・ストーリー性
 ☆☆+
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆☆

以上10点満点でオマケ入れて満点。
日曜日の宮崎セントラルシネマが満員で、後日大分まで逝くハメになったのも納得である。






幼少のころ、見た景色を数十年単位で時が経てから見た経験を、あなたはお持ちだろうか?
ウチは、30年以上ぶりに来たJR奈良線木津駅や近鉄吉野駅に「ここに来たコト、あった~!」と思い出したのだけど、その記憶にもし「他人が干渉していたのなら?」、そんなプロットからはじまる、東京の男子高校生と岐阜の山奥の女子校生の、夢の中のラブロマンスである。

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

例のブツ、PAC3でも迎撃不能って……最接近時の距離が月軌道の中に入り込む10万キロだとしても、迎撃&避難には秒速10kmと仮定しても3時間は確保できるのだけど……。あ、「あんな尻尾の曲がり方するのか?」との愚問は、彗星の尻尾の流れ方を理解していないだけだから。
つか、そんな愚問はあの日の百武彗星を見てないだけでしょ? わたしゃ、日頃の行いが良いから(大嘘)、ちゃんと見れたぞ。

なお、例のブツですが、クレーター直径が数100メートル単位ですので、威力はメガトン級。また、エネルギーの10%以上が放射によって解放されるので、落着中心地から10キロほどが致命傷となる熱傷を負います。更に衝撃波は防護に不十分な一般的な建築物内での致命傷となる5PSIが6~7キロなので……が、ソコはファンタジーなので^^;。
それと、祭りの参道を賑わすテキ屋さんたちですが、電力は自前の自家発電で確保するのが普通なのですが。

もし機会があれば『雲のむこう、約束の場所』に、夢による平行次元の疑似体験があるコトに気が付くだろう。そう思うと、この世界もソビエト・ロシアユニオンによって北海道を占領下に置かれるコトの無かった世界線にあるのではないかと思ってしまう。
それだけに、二人が「同じ時間」にいないと気が付いた瞬間、必死になって「奇跡」を起こそうとする、二人の行動が次から次に奇跡=必然を起こしていく果てに、町長たる父親を説得できるかどうか……その答えを直接にみせずに、結果を伝えていくのは、ちょっと卑怯だけど、それが『秒速5センチメートル』のように、最初のすれ違いから徐々に収束して最後のシーンに劇的に繋がっていくトコに……ただココに「東京ブラックホール」すなわち、若年層を次から次に飲み込む東京圏の現実を形容する言葉が思い浮かばれてしまうのは、ちょっと寂しい。
やっぱしココは糸守町に導かれて欲しかったのは、贅沢なお願いで。

それにしても、あの避難を呼びかける放送が、あの時の放送とダブって感じられたのなら、「つなみてんでんこ」で少しでも多くの人が助かったのではないかとの、慰みにも感じてしまう。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~
大誓堂は建築中だね^^;、
性転換・白濁液・姉妹に百合展開・年上のちょっとエロティックなお姉さん、エロゲ脳全開だと、より楽しめるなぁ~(苦笑)。
あ、『ひぐらし』は違うか^^;。
それと『ムー』編集部、GJ。

Hopな主題歌が、劇的なまでに「夢で結びあう二人の世界」を表現しているのがお見事。
だけどそれは、今までのトライ&エラーを許される環境=大コケして製作費を回収できないような事態を、回避できた環境に新海誠監督があったからこそあるのではないか?
これで終わるコトなく、「次」を目指してほしい。

それでは~♪

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2016年6月24日 (金)

劇場版『響け!ユーフォニアム』

大画面で、オ~マイちゃんを見たいんじゃ~!

と、震災の影響でダウンした熊本に代わり、2週間限定公開の大分パークプレイスで劇場版『響け!ユーフォニアム』見てきたよ。

で、特典フィルムは「サンフェスでのデカリボンちゃん」の模様。
重要なので、もう一度言います。
「サンフェスでのデカリボンちゃん」の模様。
ぜったい重要なので、もう一度言います。
「サンフェスでのデカリボンちゃん」の模様。

まあ、TVアニメの再編集版なので、このコトに関して一言だけ。
オ~マイちゃんが上手く演奏できなくなってしまったトコから、オーディション落ちしてしまった中川先輩に現二年生のみんなが士気崩壊してしまった事情の説明から「個人的激励」を受けるシーンがバッサリ切られてしまっていたのが、とっ~ても残念。「もっと上手くなりた~いっ!」のトコから、ココに繋がってくるのに、この編集はちょっと無いと思う。

でもでも、今秋には第二期があるのです。
近畿大会でどんなコトが待っているかを楽しみにして^^;。

それでは~!

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2016年6月20日 (月)

『スティーブ・ジョブズ』みてきた

初めてコンピュータに触れた瞬間を、あなたは覚えているだろうか?
ウチは『ポートピア81』での、今は亡き三洋電機館だったな。

仕事、午前中に終わったんで延岡シネマさんトコで『スティーブ・ジョブズ』みてきた。

優秀な経営者にして、稀代のカリスマor詐欺師(苦笑)、スティーブ・ジョブズの絶頂期へと至る物語である。
20世紀末、人間社会に入り込んできたコンピュータをどう「家庭に送り込むか?」に苦心した男たちの回答と、その苦悩とは?
……でもさ、正直言うと、それ実際にをやってのけたのは、欧米ではコモドールだし、世界的には(COCOM16ビットCPU輸出規制もあったおかげもあるけど^^;)MSXとその驚異の多様性に日本国内では打ち勝った(苦笑)国民機PC-98x1を産み出した日本電気、そして不毛なシェア争いから撤退を決断しオープン・アーキテクチャによって最終的にはPC製造からは撤退したものの、今日のウィンドウズPCの基礎を築いたIBMとマイクロソフトの功績ではなかろうか?

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

もちろん、5歳児でも扱えるPCを直感的なUIによって可能にしたマックの功績は大きい。しかし、そのためにアップルの裏では多くの技術者たちが犠牲になっていったのだ。そう何度も「謝辞を」と言い続ける「もう一人のスティーブ」ウォズニアックのように。
その一方で、いわゆる「エヴァンジェリスト」を多く生み出した、そのブランド戦略は「最大の強敵」と書いて「友」と読ませるビル・ゲイツをはじめ、多くの人々に認められていく。……のだけど、NeXTの
「箱だけ作ってOSはまだだよ~」ってのはなぁ~……(苦笑)。
最終的にはMac OS Xへと繋がるんだから、ジョブズ的には「問題ない」のだろうけど。

有能なプレゼンテーター・経営者としてジョン・スカリーと和解する一方、オープン化にこだわった技術者・ウォズニアックとの友情が壊れていく過程が、華やかな発表会の裏でドロドロと繰り広げられていく日々の果てに、物持ち良く15年も使い続けてきたリサのウォークマンを、「ポケットに100曲1000曲500曲入るのを作ってやる」と大風呂敷を広げた後のリサとの和解の裏に、DRM解除とダウンロード販売によってタワー・レコードをはじめ50万人もの音楽関連産業の雇用が失われた現実と、『アイアンスカイ』アドラー月面帰還シーンで見事にパロられたiPad発表シーンにまで持ってこられなかったのは残念。
でもでも、肝臓ガンに蝕まれつつも会社の指揮を執り続けた痛々しい姿までを、役者に演じさせるのは酷すぎるしね。


ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

やっぱしジョブズは嫌いだ。
でも見終わってみて、やっぱし彼も普通の(癇癪もちな)人だと受け止められるようになれば幸いかな?

・作品性
 ☆
・ストーリー性
 ☆
・メッセージ性
 ☆☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆☆

以上10点満点で8点。
それでは~!

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2016年5月 3日 (火)

『レヴェナント:蘇りし者』みてきた

……前売り券、買っていたのを忘れて取りに戻ったのはココだけの話で^^;。

レヴェナント:蘇りし者』みてきた。
実在の西部開拓時代のヒーロー、ヒュー・グラス(『CSI』のグラス警部の名前の元ネタなのね^^;)の復讐譚である。

毎度おなじみミリオタ的ツッコミだけど、最初に時代背景の解説が無いんで、三十年戦争(!)からフレンチ・インディアン戦争から米英戦争を経てからその後の対インディアン(ネイティブ・アメリカン)戦争に至るまでの、当時のロッキー地方における民族的な軋轢を説明されていなかったのは、ちょっと残念。
それから、「生物学的自動運転装置」(まて)である馬が、騎手の意思に無しに崖から飛び降りてしまうコトは普通は無いのですが、これは矢が刺さった結果のパニック状態というコトで。


それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

カルフォルニア州にて金鉱の発見される前の、西部開拓時代初期。息子ホークと共に毛皮狩猟隊のガイドとして雇われていたグラスは、インディアンの襲撃から生命からがら逃げ延びたものの、グリズリーに襲われ重傷を負ってしまう。
追跡者から逃れるためにはグラスを置いていかねばならない状況で、ヘンリー隊長はホークと青二才のブリジャー、そして食わせ者・フィッツジェラルドの3人にグラスを看取ってから隊に追いつくように命じる。しかし目先のカネに目のくらんだフィッツジェラルドは、グラスを亡き者にしようとし、ホークも殺害してしまう。奇跡的に意識を取り戻したグラスは、フィッツジェラルドを追い不屈の闘志で追跡を開始する。
過酷な自然とネイティブ・アメリカンの襲撃から逃れつつ、果たしてグラスはホークの仇を討つコトができるのか……!

個人的には何年か年月が過ぎて……みたいな展開になるかと思っていたけど、良い形で見事に裏切られた。骨折からそこまですぐに歩けるようになるのか!? みたいなツッコミを入れたくはなったけど、物語の流れを月の満ち欠け=ひと月に集約した時間の流れはお見事。そして、グラスの帰還とあるアイテムの存在から自分の身の危険を察知しカネを持ち逃げしようとするフィッツジェラルドを、グラスが追い詰めていく展開に、カネを全部持ち逃げされたので部下の助けを得られなかったヘンリー隊長が呆気なく討ち取られてしまうのは、仕方が無かったのかな?

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

不条理の上に成り立つ復讐の前に、欧州人たちの不条理な支配に利用される、ネイティブ・アメリカンの悲しみは伝わったのだろうか?

・作品性
 ☆☆
・ストーリー性
 ☆
・メッセージ性
 ☆☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆☆

以上、10点満点で9点。
オヤジ様へと進化したレオ様の風格と、そこへと至らしめた過酷な自然の美しさを、とくとご覧あれ。
それでは~。

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2016年4月 7日 (木)

『エヴェレスト-神々の山嶺』みてきた

な、なんだ『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』にすんげ~行列ができている。

……そんなアミュプラザ大分で『エヴェレスト-神々の山嶺』みてきた。
孤高のクライマー・羽生丈二と彼を被写体として追った山岳カメラマン・深町誠の物語である。

で、ネパール・ロケはあの大地震の前に撮影されていたんで、大きな被害を受けてしまったカトマンズの雑踏や寺院を、記録で来ていたのは奇跡だと思う。
あと、エベレストや伏線となる日本国内での山岳シーンは、『エベレスト3D』よりも構図を上手く撮影されており、3D撮影でも良かったのではないかと思ってしまったけど、ココでの主人公は山ではないので、そこまで出しゃばらない映像表現で良かったと思う。

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

エヴェレストでの登山隊を撮影中、滑落事故によって写真集の発売を中止に追い込まれてしまった深町は、カトマンズの古物商で、エヴェレストの登頂に失敗し遭難死したマロリーが使っていたのと同じカメラを発見する。それは仏具の1つとして奉納されていたのが盗まれたものであり、それを取り戻しに来たアン・ツェリンと羽生に遭遇する。
「孤高のクライマー」として「未踏」にこだわる羽生の性格と生い立ちから、いまだに登頂を諦めていない闘志を知った深町は、羽生をエヴェレストで待ち受けるが……!

ただ、少し残念だったのは、終局に向けてのミステリーである、「マロリーと羽生はエヴェレストの山嶺に立てたのか?」の答えが、少しあっけなく伝わってしまった点。生命を賭けてまで向かった先=デスゾーンからの生還に、羽生の声がもっと響いても良かったのではないかと思う。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

どうして山に登るのか?
いまここに生きているからだ

との答えは、あの1996年の事故で亡くなった、難波康子が言いたかった答えかもしれない。

・作品性
 ☆
・ストーリー性
 ☆☆
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆

以上、10点満点で7点。
主役であるクライマー達に焦点を当てたのは正解だったね。

それでは~。

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2016年2月11日 (木)

『オデッセイ』みてきた

とりあえず、建国記念日の日と木曜日のサービスデイが重なったんで、延岡シネマさんトコで『オデッセイ』みてきた。ちなみに英語の原題は『MARTIAN』、つまり火星人ネなってみせましょうウンディーネ。それだけに、この邦題、ODDYSAY=漂泊記って『2001:SAPCE ODDYSAY』にあやかってのコトだろうね。

火星有人探査計画・アレス4(ちなみに実在のアレス計画は打ち上げロケットの方ね)にて、不幸な事故によって火星にただ一人取り残されることとなった本業・植物学者の宇宙飛行士、マーク・ワトニーの物語である。

なお、原作読まずにツッコミ入れるけど……火星の砂(有機物を含む土ではありません)は主として鉄が素の状態であるため、有水環境下では鉄の酸化により酸素を強烈に浪費してしまいます(バイキング1号2号のアレね)。火星離脱船用の化学燃料ヒドラジンは強烈な爆発性と還元作用があるので、取り扱いには劇中以上の細心の注意が必要です。つか、火星環境下でも霜は降りてていたハズなのですが……。フリーズドライの前に放射線による発芽阻害(欧米では当たり前の処理です)はおろか煮てすらもいなかった(苦笑)ジャガイモは芽吹くのかと……。また循環系では水よりもナトリウム=塩の損耗がひどくて排泄物の再処理には更なる工夫が必要だったとは思うけど、そこは万能調味料=ケチャップの存在で(苦笑)。また、通常乾燥状態で使いたいのが本則な施設での露結はもっと積極的に防いで欲しいかと。つか、施設そのものを砂で覆い隠してしまって保護するコト(日本の土建屋さんはそこまで考えています)までしなかったのは……。それと火星往還船・ヘルメス号の回転式居住区は気密と電力系はどうするのかと、何も船体の一部だけでなく船体そのものを回転させてしまえば、疑似重力は得られるのですが(何年か前の火星往還船設計プランではテザーで機関部と居住区を相互回転させていたなぁ~)……回転ブロックを内包化していたディスカバリー号の方が実はレオーノフ号よりも先進的な設計なんですね^^。

でもでも、火星上での1/3重力は見事に表現されていましたよ。

あと、安全チェック無視して補給船打ち上げに失敗してしまったトコの、中国の助け船は悪く無いのですが、ロシア宇宙局もESAもJAXAもナニをしていたのかと小一時間ほど……(苦笑)。

でもでも、限られたリソースを食いつなぎながら、「生存の可能性」に賭ける人々のドラマは悪く無いです。

・作品性
 ☆☆
・ストーリー性
 ☆
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆
・俳優陣
 ☆

以上、10点満点で6点。

コラボは月で待ってる『宇宙兄弟』よりも人工冬眠作戦な『プラネテス』だろ? 講談社。
つか、離脱船を軽くするためにポイポイするトコや、ΔVの微妙かつ絶望的な状況は、野尻抱介師匠の傑作『私と月に付き合って』と『魔法使いとランデブー』の方が楽しいと思うだけに……とっとと『ロケットガール』の2期目を作れとと叫びたくなったのはココだけの話で(苦笑)。
「ウチのガールズはICBM並みの即応性でお応えしますよ」の奈須田のセールストークを思い出しちまった。

それでは~。

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2015年12月15日 (火)

『杉原千畝』みてきた

とりあえず『杉原千畝』……のだけど、感想を一度書いたのを吹っ飛ばしてしまった(泣)。
カンタンに再度感想をまとめよう。

とりあえず、感想を言うなら「史実を端折り過ぎ」につきる。
たとえば、満州で協力するイレーナは杉原最初の妻であるクラウディア・アポノヴァだよな?
ペシュことポーランド軍ダシュキェヴィチ大尉の他にも協力者はいたのだけど……。
あと、幸子夫人のドイツ敗戦間際の大冒険も端折ってる。

・作品性
 ☆☆
・ストーリー性
 ☆
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆
・俳優陣
 ☆☆

以上、10点満点で7点。
エンターテイメントとしては悪く無いけど、なぜ独ソ開戦で日本が負けるのかを説明していないのは、致命的なミス。
また、頑張って細かいツッコミいれるけど、とりあえず「ベルリン空爆の最初期に、コンバットボックス編隊なんぞ組んでないわ」とだけ言っておこう。
それでは~。

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2015年12月14日 (月)

『ガールズ&パンツァー』二度目みてきた

特典フィルムは「冒頭ゴルフ場バンカーでハルダウン決め込んだチャーチル」の模様。

そんな『ガールズ&パンツァー』劇場版、二度目の視聴でようやく感想アップである。
……だって、公開初週の火曜日午後に行ったら、パンフ売り切れだったんで、買いに行くついでだったから……。
で、極上爆音な立川と同じように、大分Tジョイでも満員盛況だったけど……やっぱ観客5人で見たイチバン大きな幕のトコが、音響も良かったなぁ~。

とりあえず物語的には、せっかく廃校の危機を乗り越えたと思ったら、約束を反故にされ大洗女子学園の廃校が決定。それを取り消させるために、戦車道部の面々がとった行動とは……。なんだけど、せっかく廃校の危機を乗り越えたハズなのに、結局同じ過程で今度は大学選抜チームに勝負を挑むって、なんなんだなぁ~……。
個人的には、三年生が桃ちゃん号泣しながら卒業し、新学年を迎えてから……と思っていたのに。あ、三大ポンコツのうち、桃ちゃんとエリカは人間的にすんごく成長していたのに、アリサはと言うと……何かと不憫だ。

毎度おなじみミリオタ的ツッコミですが、チハたん∩(・ω)∩ばんじゃーい……もとい何かと突撃したがる(苦笑)知波単学園の皆さんが、西さんはじめ第二次大戦で日本戦車と何かと縁のある名前の持主ばかりなのが(笑)。ちなみに、福田さんは後の司馬遼太郎の本名なんですが、ミリオタ本屋さんな個人的には、グンソー・フクダこと渋谷・大盛堂書店の船坂弘とも絡めて欲しかったなぁ~。

それでは、毎度おなじみネタバレ警告です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願います。

ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

それだけに名前が名前で、西住さんと島田さんが浮いてしまってるんだよなぁ~^^;。
そんな西住姉妹が熊本の故郷で関係を再構築するトコ、そして転校の承諾書……は、お姉ちゃんがしれ~っと代筆していたんだね^^;。

でもでも必見なのは、何と言っても大学選抜対高校選抜の試合において、プラウダ高校の皆さんがカチューシャ一人を守るために、次から次に撃破されていくシーン。KV子ことニーナ&アリーナたちをはじめ、
ご丁寧なロシア語(字幕付き)クラーラ(予想通り召喚されたジェーニャさん)&ノンナ(大のソビエト・ロシアマニアな上坂さん)がと……二度見しても泣くよ、ココ。
つか、前売り券が真っ先に売り切れたのがプラウダだったってお話しも、妙に納得だよ。

あ、作品的には、TV版と併せたリフレイン演出が楽しませてくれます。
それと、カール自走臼砲の迫力の着弾……オープントップ車両は、乗員保護できないでしょうが、それを大学選抜と同じように申請していた黒森峰も同罪でしょうが^^;。
そしてあの禁断の兵器・パンジャンドラムを連発でかまされたのには、やられました^^;。

戦車道ルール上最良の戦車とも言えるセンチュリオンの性能をフルに発揮して立ちはだかる島田愛里寿との決戦に、西住姉妹のTigerⅠ&Ⅳ号戦車の連携プレイで立ち向かった結果は……!


ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~

ヒマワリもタンポポもアサガオも、置かれた場所で咲く花なんだけど、中でもヒマワリは、「震災で傷ついた故郷・大洗を盛り上げたい」と個人の趣味丸出しでガルパンを作った杉山プロデューサーが、同じようにタイヘンな目に遭った石巻のど根性ヒマワリから持ってきてくれたのではないか?
それが震災に傷ついた今の日本を代表する、最強級のコンテンツにまで成長できたのは、陸戦の王様・戦車をここまで清々しく(架空の)スポーツとしての戦車道にして、「かっこよく」描き切ったコトで、大戦時のエース・パイロットたちを魔女にしたり(汗)、軍艦を美少女擬人化したりするよりも(シ干)、はるかに世界に受け入れられるた結果ではないかな?
大洗をボコボコに破壊したエキシヴィジョンや、遊園地での決戦シーンで、味方と互いに連携しながら敵を撃破する戦車のかっこよさ。フェッシングや剣道が集団戦になったかのような、スポーツ的な美しさもあったと思う。
あ、今後発売されるだろうソフトに付くコメンタリーは、スポーツ番組っぽくしたスロー再生も併せて楽しめると良いな。

で、「戦車道プロリーグは殲滅戦で」ってのは、Wargaming社の意向なのか?(大嘘)。

・作品性
 ☆☆+
・ストーリー性
 _
・メッセージ性
 ☆
・製作陣
 ☆☆
・俳優陣
 ☆☆

以上、10点満点で音響効果のオマケ入れて8点。
劇場でしか楽しめない、迫力の砲声は全身で楽しんで欲しい。
それでは、「パンツァー・フォー!」

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