『スカイ・クロラ』みてきた
……ついに『ハイオク200円』の表示が……(泣)。
そんな8/4の橋の日(アニオタ的には、土井美加おばさまと生天目仁美さまの誕生日を慶祝せねば^^;)に、毎度の大分・わさだタウンまで『スカイ・クロラ』を見に行ってきた。
押井守と言うと、自爆型犯罪の恐怖を描く『機動警察パトレイバー the MOVIE』(1989年!)や、ネトゲ廃人(苦笑)たちをアヴァンギャルドな映像美で描く『アヴァロン』(2001年)のような傑作こそ評価されるべきであって、正直言ってそのままで
『地上波放送できないような作品』に、TV局は出資するべきではないコトを、証明してしまったような作品になったのが、残念だった。
つか、日本テレビにホンキで映画をやる気はあんの?(苦笑)。そう、『深きものポ=ニョ』のようにね(笑)。
一方で、良い役者は良い声優にもなれる、また逆も然りだったのが、この作品でも証明されたと思う。特に、栗山千明たん(ハァハァ)の『攻め』が良いのだ^^;。
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それでは、またまた例によって、以下はネタバレ発言です。ネタばれがキラいだとか、ネタばれがダメだとか、ネタばれが許せないなんて方は、ご遠慮願 います。興味のある方のみ、左クリック→ドラッグ反転、あるいはシフトキーを押しながらカーソルキーでテキストを反転させて、ごらんくださいませ。
ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~
……酒もタバコもせくすもするようなガキを『子ども』と表して良いのか……。娼婦たちまでを出す必要は無かったと思うし、性的表現はただ、撃鉄を止める親指だけで良かったと思う。……グロックでなくて、良かったね(笑)。
そんな、ガキどもの物語である。
キルドレと呼ばれる、『大人にならない子どもたち』を、無理やり殺すために繰り広げられる、ショーとしての戦争。そんな中に、プレイヤーの一人として入り込むカンナミと配属先の司令官・クサナギの、既視感に満ちた奇妙な会合。
大人にならないハズのルール破りである『子持ち』と噂されるクサナギと、全てのルール(校則?)の超越者である宿敵・ティーチャーとの戦いに、答えは各自で見つけなければならないだろう。
そう、今作において『もぉとぉこ~!』と叫ぶバトー(笑)の立ち位置になるミツヤには、もっとちゃぶ台をひっくり返せる立場にあったのだろう。だけど、そのちゃぶ台は絶対にひっくり返らないのだ。そしてそれは、カンナミにも同じコトだったのだ。
ミリオタ的には、主役(笑)の震電……もとい、散香の美しさもさるコトながら、舞台の大道具として置かれる、2cm FLAK38対空砲やヴュルツブルクやフライアなどのレーダーに感動。ただ、推進式機は、失速するとお尻の方から落ちてしまうので、大パワーで瞬発力に富まないとコントロールしきれないと思う。
また、あれだけの失速時マニューバリングは、フライバイワイヤが必須です(笑)。そんな、トンデモ機動するスカイリィに蜂の巣にされる散香のはかなさ……流血で死を表現する必要までは無かったのではないかと思う……だけど、キルドレは必ず殺されなければならないのだ。
ガンカメラ映像がズームされると、手振れも大きくなる芸の細かさや、ボーテクスたなびかせる戦闘機たちの、一大航空戦の迫力は必見。だけど、一部の背景の手抜き(機上から見る滑走路誘導灯施設などは結構目立つ。出撃シーンでCGで描かれた機体がパンするトコで、モーションブラーがかかっていなくてコマ送り感が出てしまう。あと、地上であれだけ風が強いのに、雲の変化がぜんぜん無かったりする)が残念だった。
そんなラストは、いろんな意味で予想通り……続編を望んではダメですか?
ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~ネタバレ~
何時もの帰り道に、違いを見つけられると、幸せなのかもしれない。
だが、ウチ的には、その違いを感じられなかったのが残念だった。
そう、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のように、ラムさんの電撃も面倒のハリアー&レオパルド2も、そして何よりも諸星やしのぶやサクラさんやメガネたちのような自らの生存を懸けたバイタリティーも、この作品には無いのだから。
だからこそ、あの堂々巡りなエンディングにたどり着いたのだろう。
あ、ホントは少しだけ替わっているんですけどね^^;。
パンフを買ったのは正解だったな(笑)。
・作品性
☆
・ストーリー性
_
・メッセージ性
☆☆
・製作陣
☆
・俳優陣
☆
以上で10点満点で5点。
原作ファンには申し訳ないけど、押井守の名前に負けた凡作です。
そして、押井守の愛犬・ガブリエルちゃんの最後の遺作です。そんな彼女の勇姿こそ、押井監督の描きこみたかったものではなかったのでしょうか?
それでは~!
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